キャッシュレス決済だと、おつりのやり取りなどがなく、また、レシートを失くしても電子的に使用明細を確認することができるところが便利ですね。
(関連:PayPayを使ってみたら思ったよりも使いやすかった)
とはいえ、キャッシュレスの種類が多いと家計簿をつけにくいと思うところがあります。
理由は、買い物で決済したときと、チャージ(入金)、あるいはクレジットカードで現金が引き落とされるときに、日付のズレがあるからです。
家計簿を、①買い物をした日を基準に記載するか、②チャージ(電子マネー)あるいは引き落とし(クレジットカードなど)を基準に記載するかによって、書き方が変わってくるからです。
何種類もキャッシュレス決済の方法を持っていると、家計簿も複雑になります。
今回は、キャッシュレス決済での家計簿のつけ方のコツについて書きたいと思います。
電子マネーの現金の流れを家計簿につける場合
電子マネーにチャージするときに、現金をまとめて入金する、前払い(プリペイド)式のものがあります。
現金の流れで家計簿をつけるときには、チャージ(入金)したときに、その金額を記入します。
そうすると、買い物時には、レジで支払いをするとき、チャージしてある中から支払うので、現金の支払いはありません。
電子マネーで、こまめに買い物をするとしても、現金の流れを基準にしているなら、チャージした時のみの記載になります。
何に使ったか(明細)の欄も家計簿の別枠に作る
チャージ金額のみを記載していくと、現金の流れはわかりやすいですが、いつ何に使っていたかというのがわかりにくくなります。
支出を見直そうと思っても、詳細が見えないと対策を取りづらいものですね。
そこで、おそらく、その電子マネーの中から、いつ何に支払ったのかという明細の欄を別途記載していくことにする人も多いと思います。
電子マネーの明細はデジタルで確認しやすい
その点で、電子マネーだと電子的に履歴が登録されているので、履歴一覧で簡単に確認することができます。
チャージ式(プリペイド式)でも、クレジットカードの場合、履歴の見やすさということでは同じように便利が良いです。
詳細な買い物明細は、電子的に履歴から確認することにするのも一つの方法です。
スマートフォンなどがあれば、専用公式アプリや公式サイトのマイページで確認できます。
クレジットカードの現金の流れを記入する場合
クレジットカードの場合は、レジで会計をした後、1ヶ月分の請求金額が決まってから指定日に口座から引き落とされます。
それで、現金の流れとしては、引き落としされる金額のみを記載することになります。
使用明細は、別途一覧を作ることになるかもしれませんね。
電子マネーの種類が多いと大変
電子マネーの種類が増えると、プリペイド式にチャージしたり、あるいはクレジットカードの引き落とし日がバラバラになるので、管理が複雑になりがちです。
交通系電子マネー、スマホ決済、クレジットカードなど、それぞれのポイントのつき方が違うので、いくつかの種類を使い分ける場合もあると思います。
最近のスマホ決済アプリなどもよく普及してきたので、種類が増えましたが、お店での決済や、家計簿のつけ方も、だんだん慣れていくことも必要になっているのかもしれませんね。
まとめ
キャッシュレス決済の5%還元キャンペーン以降、少額の買い物でもキャッシュレスで支払いやすい雰囲気になりました。
現金で支払ったり、キャッシュレス決済にしたりすると、家計簿のつけ方に工夫が必要になっていきますが、チャージや引き落としのタイミングを記録する「現金の流れ」と、何にいくら使ったのか記録する「使用明細」の欄を分けて家計簿をつけると良いと思います。
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