先日、歯医者さんに行って、レントゲン写真を撮ってもらったら、下顎の歯が全体的に横に少し傾いていました。
わずかですが、以前はそんなことがなかったので、きっと徐々にズレていってしまったのでしょう。
「横向きに寝たりしますか?」
と聞かれましたが、ごろっと横になってスマホやタブレットをいじるということもよくあったので、ちょっと思い当たるフシがあります。
小学生くらいの頃、先生が、「頬杖をつくのはやめましょう!」と言っていたのを思い出しました。
今回は、姿勢と歯並びについて少し書きたいと思います。
大人になってからも油断できない
大人になるまで、歯が斜めになっていると言われたことはなかったので、この歪みは大人になってからひどくなったものなのでしょう。
体が成長途中の子どもだけでなく、もちろん大人も悪い姿勢に気をつける必要があるようですね。
また、大人になってから親知らずの歯が生えてくることもあります。
そうすると、歯並びにも影響が出てくるのです。
短い期間で考えるとほとんど変化がないようでも、日々体は変化しているということに気付かされます。
手で顎を支える姿勢は危険
昔、聞いたことがあったのは、「頬杖をつくクセで受け口になってしまった」という話です。もちろん、個人差はあると思いますが。
前方向に力を加えるのは危ないな~と思っていたのですが、今回斜めに傾いてしまったことを考えると、横方向に力が加わるような頬杖のつき方も良くなさそうですね。
「机に肘をつけないようにしなさい」
と、姿勢を正す時にはもちろん注意されるポイントですが、大人になると、他の人から注意されることが減っていくので、自分でもっと気をつけなくてはいけないですね。
良くない姿勢もクセになると、良くない格好の方が楽になっています。
正しい姿勢が心地良いように戻るには、しばらく、いや、かなり長めの期間にわたって、意識的に戻さなくてはいけません。
以前はパソコンを使って、机の上で操作していたけれど、タブレットとなると、ゴロンと横になっても簡単に操作できるので、注意したいところです。
気軽に持ち運べるのは良いですが、椅子に座って、まっすぐな姿勢で使うほうが、長期的に見て体にいいですね。
猫背もいっしょに直したい
顎のゆがみだけでなく、最近は猫背気味にもなっていました。
猫背だと、肩も凝りやすくなりますし、良いことはありません。
※ 肩凝りについての記事
頬杖をつかないようにすると、同時に猫背改善にもつながりそうです。
腹筋と背筋の力を意識して
手で顎を支えていたということは、本来ならば腹筋や背筋で支えるべきものを怠けていた格好になります。
もちろん、姿勢は、体全体のバランスを整えるように、背中を丸めるのも良くないかもしれませんが、そらしすぎるのも良くはありません。
腹筋や背筋や、体幹の筋肉を意識して、まっすぐにいるように意識したいな~、と思っているところです。
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鏡を見るのも良い
自分での感覚と、実際の姿勢との間にギャップがあることがあります。
これで良いと思っていたのに、実際には背中が曲がっていることもあるかもしれません。
これを矯正するには、鏡を見ることが役立ちます。面倒に思うと、鏡で自分の姿を見なくなるかもしれませんが、姿勢を正したいと思ったら、もうちょっとしっかり鏡を見て、修正するのをクセにするのが良さそうです。
姿勢が良いと若々しく見える
顔の造りだけでなく、姿勢が良いと若々しく見えます。
幸い、まだ歯や身体の歪みはそこまでひどくなっていないので、少しずつ意識して、歪みを加速させず、徐々に正しい姿勢が自然に出てくるようにしていきたいものです。
まずは、顎に手をかけるというクセをやめるところからかなー。
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