美白を目指すときには、ファンデーションの色選びも大切です。
たとえ、ファンデーションの質が良くて、キメ細かい肌になり、肌の色が明るく、色白に見えるようになったとしても、地肌の色と離れるほど、全体の印象が不自然になってしまうからです。
顔と首の肌の色が違うと、違和感が出てしまいます。
ファンデーションは、質感も大切ですが、色の選び方も重要です。
せっかく高価なファンデーションを買っても、色が良くなければ似合わず、無駄な買い物になってしまうでしょう。
今回は、ファンデーションの色の選び方について書きたいと思います。
自然に見える色合いを探そう
どんな色にするか迷ったら、「自然に見える色」を探しましょう。
ファンデーションの色の種類には、何段階か色のトーンが分かれていて、「標準色」と表示されたものもあります。
標準的な肌の色合いの人には、このタイプが合っていると思いますが、肌の色は全員同じではありません。
実際に、テスターなどで自分の肌に乗せて色味を見てみると一番わかりやすいです。
化粧品売り場の販売員さんに、実際に自分の顔にファンデーションを乗せて試してもらえるようであれば、お願いしてみると良いでしょう。
もし、その化粧品メーカーの専属の販売員さんがおらず、メイクを試せない時には、テスターを手の甲にとってみるなどして、質感や色味を確かめることもできます。
首との色の差を見よう
上手にファンデーションを乗せると、実際の肌の色よりも明るく、顔全体の色味を整えることができますが、注意が必要なのは、首と顔との境目に色の差です。
顔だけ白いと、不自然に見えてしまうからです。
顔のお手入れをしっかりしていると、美白効果で首よりも顔面のお肌を白くできることがあります。
(関連して、「化粧下地に加えて日焼け止めも塗ったほうが良いか?」の記事もどうぞ。)
出来るだけ、普段から首のお手入れも気をつけておくと、色の差をなくせるでしょう。
(関連:日焼け対策は顔だけじゃない!バランスよくUV対策しよう)
夏が過ぎたあと、しばらくすると日焼けの色も元に戻ったりして落ち着いてくるので、ファンデーションの色を変えるほどまでにはならないことも多いですが、シミが増えるのは時間が経ってからになります。
シミになる前から、日焼け止めや化粧水などのケアをしっかりしておくといいですよ。
※ シミについての関連記事
明るすぎても暗すぎても良くない
顔だけ白すぎるのも、色が黒すぎるのも不自然です。
もっと色白でありたいと思うあまりに、明るめのファンデーションを選びたくなるところですが、その気持ちをおさえて、ちょうど良い色味を選べるように落ち着いて選びましょう。
何年も前から同じ色で大丈夫?
「以前に、お店の人に色を合わせてもらったことがあるから大丈夫」ではありません。
夏に日焼けしたり、冬場に色がワントーン白く戻ったりしますし、何年か経つと、以前よりも色が黒くなっているかもしれません。
肌の色はコンディションや、年齢とともに少しずつ変化していくので、定期的に、今のファンデーションの色が合っているか、確かめると良いと思います。
また、化粧品の色味が、明らかに自分の肌に合っていないことに気がついたら、まだ残っていたとしても、無理に最後まで使い続ける必要はありません。
「残りがもったいない」と思わずに、新しい化粧品に変えたほうが、綺麗に、気持ちも良く過ごせますよ。
ファンデーションを買いに行く
化粧品の中でもファンデーションは、お肌につける面積も大きく、ベースメイクとして毎回使うので、選ぶときには慎重になります。
売り場に見に行くときにも、ちょっと緊張します。
色味だけでなく、質感やヨレにくいかなど、つけ心地なども合わせて選ぶと良いので、しっかりとお気に入りのファンデーションを見つけたいところですね。
※ ファンデーション選びの関連記事
一見、高価なファンデーションでも、しばらく使えるので、しっかり最後まで使えば、それほど無駄にはなりません。むしろ、安かったとしても、お肌に合っていないものを買ってから、すぐに買い換えるほうがかえって費用がかかることもあります。
お肌に合ったものをしっかり選ぶほうが、見た目も綺麗になりますし、もったいなくなりませんね。
まとめ
以前は似合っていたのに、いつの間にかファンデーションの色が合わなくなっていたり、首とくらべてとても白くなっていて違和感があるようになってしまうことがあります。
首のお肌もお手入れしたり、紫外線対策したり、定期的にファンデーションの色を見直すことで、よりキレイが引きたつ化粧をしたいですね!
※ メイクとコンタクトの関連記事
コメント