1日24時間のうち、睡眠時間や食べたりお風呂に入ったりする時間を除くと、あまり多くの時間が残っていませんね。
「いつも時間がない!」
と言いながら、実はどうでもいいことに時間をたくさん使ってしまっていることがよくあります。
とはいえ、全く無駄なく過ごすのは、非常にストレスがかかってしまい、無理があります。
リラックスできる時間を取れるよう、いくらか余裕をもって、できるだけ上手に時間を使っていきたいところですね。
仕事ができる人に聞いてみると、時間の使い方が上手なので参考になりますよ。
今回は、時間を上手に管理するコツについてまとめていきたいと思います。
上手に優先事項を選ぶ
仕事もなんでもデキる人は、ただ単に何でもガムシャラにしているわけではありません。
重要なことをするための時間を取れるように、上手に調整していることが多いのです。
大事な案件から取り組んだり、頭のさえている時間帯に集中できるようにしていたりします。また、家族と過ごす時間を取るために、必要ない日は残業せずに早く帰るようにしている人もいます。
小さな用事などは、入れていくとキリがないので、「絶対に確実にしたい用事」と、「あまり大事ではない事柄」への見極めが大切ですね。
それほど大切ではないことは、隙間の時間でしたり、あとでするとしても問題ないことが多いです。
優先すると良いこと
・ 自分の仕事に直接関わるメインのこと
・健康・生活(衣食住)に関わること
・ 家族との時間
優先することを大きく分けると、上のようになると思います。さらに、この合間に、やりたいことや、趣味やリラックスに関係したことを取り入れられるでしょう。
良い目標を立てておくと、優先すべきことを見分けやすくなります。
(関連:達成しやすい目標の立て方とは?)
仕事のために、仕事を優先させることはもちろんですが、仕事を続けるためには心身の健康も大切です。健康を維持するための食事や睡眠なども重要事項になってきます。
調子が悪くなったら早めに病院で診てもらったり、健康診断を受けたりすることや、毎日食事や睡眠をしっかりとって調子を整えることも含まれます。
また、家族と過ごす時間を上手に取れると、ストレスや問題を軽減できるかもしれませんね。
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計画を立てよう
時間があったのに、何をしたら良いかわからなくて時間を無駄にしてしまうと、もったいないです。
せめて大切な用事だけでも確実に終わらせていくには、その日に何をしたらよいかを事前に計画しておくと良いでしょう。
手帳やカレンダーを使う
「うっかり」あるいは「すっかり忘れていた」ということを防ぐには、手帳やカレンダーに大切な用事を書いておくことです。
例えば、大事なミーティングの日時や、出張の日付、予約した乗り物の時間などを忘れてしまうと、損失が大きくなります。
記憶力が良い人でも、する事柄が増えてくると、忘れてしまうこともあるので、手帳やカレンダーに書いていつでも確認できるようにしておくと、安心ですね。
また、大切なミーティングなどに予定がはっきりしていると、準備を進めたり、他の用事がかぶらないようにしたりすることができるようになります。
一番目標となる用事を手帳やカレンダーに書き込んで、頭に入れておくことで、他の用事の計画も立てやすくなり、良い循環が生まれます。
細かなスケジュールを作るのが苦手な人でも、イベントや大切な用事をカレンダーに書き込むことから始めてみると良いでしょう。
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行動や決断が早いと時間を節約できる
仕事ができる人は、行動に移すのも早い傾向にあります。
事前に予定があったとしても、その合間にできるなら、先に延ばさずにできるときに対応していくので、仕事がたまりにくくなります。
また、「どうしようかな〜」と迷っている時間が少ないので、何かをすることに時間を使えるようになり、結果的にたくさん仕事ができることになります。
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事前に考えていると決めやすい
早く決断ができるのは、適当にしているからではありません。すでに優先事項や、外せない用事が決まっているので、それに合わせてできるかできないか、いつどのようにするかを決めているのです。
また、事前に起こりそうなことを想定して、どうするかをある程度のことを前もって決めているので、実際の場面ではそれほど迷うことなく決断することができます。
起きてしまってからよりも前もって考えておいたほうが、対処しやすくなることが多くなるので、時間を上手に使えますね。
気持ちの切り替えが早い
素早く行動に移せる理由として、気持ちの切り替えが早くて上手だから、ということがあります。
いつまでも引きずって考えないので、次の行動に移れるのです。
時にはじっくり考えることも必要ですが、悩みすぎるとエネルギーや時間を消耗してしまいます。
一つの結論が出たら、次の行動に進むことで、悩みすぎるのを防げるかもしれません。
考え方は、クセのようになってしまうので、いつも考え込むようにしていると、どちらでもよいことにまでなんでも悩んで疲れてしまうことにもまります。
本当にじっくり腰を据えて考えるべきことと、どっちでもいいことを上手に判断して、切り替えるように意識していくと良いかもしれませんね!
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まとめ
会社の社長や重役ではなくても、家庭と仕事、趣味などのバランスを取っていくのは簡単なことではありません。
子育て中の親たちは、皆忙しいです。
仕事とプライベートとの時間配分や、大切な用事を忘れてしまわないように、時間管理が上手になりたいですね!
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