年始や年度の変わり目の時期には、新しい目標を立てるのに良いタイミングですね。
区切りの良いところで気分を入れ替えて、また新たなことに取り組もうという意欲を高めやすいからです。
また、年始や年度の区切りに限らずとも、
「これを機に、何かのことを継続して、良い習慣を習得したい!」
と思ったら、試してみるのが一番ですね。
何かを実現させるには、良い目標を持つことから始まります。また、大きな目標や難しいことに取り組むには、良い計画が欠かせません。
今回は、達成しやすい目標の立て方について書きたいと思います。
達成したい日を決める
「どんな目標を立てるか?」と同時に、「いつまでに実現させたいか?」という期限も合わせて目標を決めるのがおすすめです。
試験や発表会、会議や行事など、具体的な日付が決まっているなら、目標に向けて、より現実的な計画も立てやすくなるからです。
例えば、「いつの試験に合格するように勉強する」、とか、「いつの行事に向けてキレイになる、やせる」、などです。特定の日付けに向けて、調整していくことができますね。
達成したい日が決まっていないと、実現に向けて進みにくくなることが多いです。
目安になる期間がないと、本当に進んでいるのか、目標に近づいているのか何だかわからなくなってしまうのです。
期間が長すぎると、目標を見失いやすいです。
「やせたいな」、というような目標でも、「いつまでにどのくらい」という期間を設定しておくと、「目標を達成できたのか?」がわかりやすいですね。
また、もし実現しなくても、期間を過ぎるときに、計画を見直したりリセットしたりできます。
実現可能な目標にしよう
大きな目標と、それに向けた実現可能な目標を一緒に立てると、取り組みやすくなります。
大きな目標だけでは、具体的に何をすべきかわからないまま時間だけが過ぎてしまうので、小さいようでも、着実にできそうなことからすると、しだいに目標に近づいていきます。
例えば、「何かの資格を取得する」
という目標があるとすると、それに向けて、
「毎日、2時間そのための勉強時間を確保する」
「通勤時間に、参考書を読む」
「いつまでに、この参考書をどういうペースで進めていくか?」
などの計画を立てていくことができます。
実現しやすく、取り組みやすいことから始めると、もっとしたくなったり、地道にスキルが上がっていきますね。
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一方で、小さな目標だけでは、方向性が定まらず、当面の目標を達成しても、結局その目標のあと何をしたら良いかが明確ではないので、方向性を見失いやすくなります。
「例えば、毎日1時間勉強する。」
という目標は、良いことですが、「何について、どんな風に、何のために?」ということまで考えておいた方が、効果が上がりやすいですよ。
そうすれば、行き当たりばったりな感じになり、大きな目標まで行き着かなかったり、なぜ頑張る必要があるのかというモチベーションが上がらずに苦しむことを防げますね。
ワクワクするような目標を
どんな人でも、「楽しいこと」、「やってみたいと思うこと」のためには、大きな力を発揮することがあります。
一方で、気が乗らないと、とても簡単なことなのに全くできなくなることもあります。
現実的で実現可能な目標が良いとはいえ、簡単か難しいかということよりもむしろ、ワクワクする目標かどうかの方が重要になることもあるのです。
絶対にできそうなことよりも、ちょっと難しそうなことの方がやりがいがあって達成できるかもしれませんよ。
具体的に紙に書いてみよう
頭の中で考えているだけでなく、実際に紙やノートに目標を書いてみるのもおすすめです。
そして、出来るだけ具体的に書くことです。
「大きな目標をいつまでに実現させる」
「そのための小さな目標を、いつまでに何をして、その次に何をする」ということを書いてみるのです。
まだできていないとしても、本当にしているかのようなイメージで、書いてしまいましょう。
他の人にその目標を見せても良いですし、見せなくてもいい良いです。
具体的に書くことで、より現実的なものとなり、過程を考えることで、課題となることがより明確になってきますよ。
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時々思い返して修正する
立派に目標を書いても、そのあと忘れてしまっては意味がありません。
その後も思い返し、進捗状況に合わせて、時折調整を加えていきましょう。
全く紙に書いたその通りになるとは限りませんが、近いところまで行けるかもしれません。
手帳などに書いておくと、自分の目標を見直して思い出しやすいと思います。
まとめ
達成させるまでに継続して何かをする必要がある場合、具体的な目標を立てた方がうまく行きやすいです。
いつまでに達成したいか、また、そのためにどんなことをしておくかということも合わせて考えると、より実現しやすくなります。
すべきことが明確になるので、迷ったりする時間を節約できます。
ただし、いくつも高すぎる目標を持ったりすると、すべてを叶えることはできなくなってくるので、目標に苦しめられることがないよう、時々修正を加えて、現実的なものにしていくのがおすすめですよ。
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