「パソコンやタブレット、スマートフォンなどの画面からのブルーライトによって、目が疲れやすくなる」とよく言われています。
医学的な根拠はまだないという意見も、見たことがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
電子機器の画面にブルーライトカットフィルムをつけるのに効果はあるのでしょうか?
今回は、ブルーライトカットフィルムの効果について書きたいと思います。
ブルーライトカットなしで使ってみる
新しいiPadを購入した時に、初めはフィルムを貼らずに使っていました。
最近のタブレットには、ブルーライトカットモードというものがあり、画面にシートを貼らなくてもブルーライトカットができるようになっています。
アップル製品と、ASUSの製品では、ブルーライトカット設定ができるようになっています。
まだ確認していませんが、他社の製品も、こうした機能が装備されているかもしれません。
【ASUSの場合】
「ブルーライト軽減フィルター」があります。

【iPadの場合】

画面右上からスライドさせると、設定画面が出てきます。
赤マル部分で、明るさのところを長押しします。
すると、

ブルーライトカットカット設定の切り替えができるようになります。

黄色い丸になったら、ブルーライトが軽減されて、画面が少し黄色味を帯びます。
設定画面で色味を調節して、ブルーライトを減らすうようにしたり、明るさを少し暗めにして、光の量を少なくすることでも、目への負担を減らすことができます。
【iPadでのNight Shiftでの色味の調整の方法】

設定 → 「画面表示と明るさ」を選択

「Night Shift 」をタップすると、色味調整の画面になります。

「暖かく」の方に寄るほど、黄色味が強くなり、ブルーライトカット効果が大きくなります。
目が疲れたらどうなるか?
新しくタブレットやスマホを購入すると、設定するために、一生懸命画面を見るので、けっこう眼が疲れやすくなりましたし、目の下にクマができました。
※目の下のクマについての記事
これがブルーライトによるもだけであるとは言い切れませんが、目の焦点が合わせずらくなったり、頭のこめかみが痛くなったりします。
また、肩こりになったりもします。
「スマホ老眼」という言い方ができたことからすると、長時間画面を見続けることによって、目の疲れや焦点の合わせずらさの症状を訴える人が増えてきていることを表しているように思います。
目の疲れの原因は、電子機器の画面によるものと言って良さそうですが、同じ位置の画面を凝視してしまうことや、細かい字を一生懸命に見るので疲れることも、原因になっているでしょう。
ブルーライトカットによる変化
結局、ブルーライトカットフィルムを取り付けたのですが、それに伴って、画面を見た後に頭が痛くなるのが少なくなったと思います。
シートを貼らなくても、画面の色味調整でブルーライトカットができるとはいえ、ブルーライトカットフィルムを貼ると効果も出ているように思います。
また、画面をキズから守ることもできる安心感が得られます。
強化ガラスタイプが人気
【iPad Pro用の強化ガラスのブルーライトカットフィルム】
ガラスフィルムを購入する際には、iPadなどの型番(サイズ)をよく確認するようにしてください。
画面のフィルムを探していると、強化ガラスタイプも人気があるのがわかります。
引っ掻きキズがつきにくく、指紋汚れをふき取るとすぐにまた新品のようなピカピカの表面に戻ります。
ガラスフィルムは、貼る時に気泡が入りにくく、きれいに貼りやすいですよ。
ガラスフィルムは、やわらかいフィルムよりも重たくなってしまいがちですが、最近ではより薄く改良されているので、ガラスフィルムの厚みや重さは気になりにくくなっています。
やわらかいフィルムよりも値段が高くなりますが、表面にキズがつきにくいので劣化しにくくなり、かえって長持ちします。
画面の見え方の変化
ブルーライトをカットすると、画面が黄色っぽく見えやすいです。
フィルム自体は、ほぼ無色透明で、フィルムでの色味の違いは出にくいです。
実際のところは、ぱっと見て、ブルーライトカットのフィルムかは判別しにくいですね。
動画や写真を見る時には、ブルーライトカットをしないほうが自然なきれいな色に見えます。
ただし、ブルーライトカット機能があるほうが、目が疲れにくくなると思います。
まとめ
画面を見て目が疲れやすくなったり、頭が痛くなるなら、
・ 画面の色味を暖かく設定してブルーライトカットしたり
・ 暗めに設定したり
・ ブルーライトカットフィルムを貼ると、
症状が和らぐことがあります。
ブルーライトカットにしなくても良さそうな場合としては、「長時間続けて画面を見るわけではない場合」や、「動画や写真をできるだけきれいな色で楽しみたい場合」には、そのままの方が向いているでしょう。
また、ブルーライトカットフィルムだけでなく、画面での操作の合間に休憩を入れたりストレッチをしたりすると、回復が早くなりますよ。
※ 目のストレッチの記事
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