強い紫外線から、顔や腕のほか、目も守っているでしょうか?
まずは、顔や腕などに日焼け止めクリームを塗るなどの対策を取っている人が多いと思いますが、目の紫外線対策もできるといいですね。
目へのUV対策は、まずサングラスを思い浮かべる人が多いと思いますが、サングラス以外にも目に降りそそぐ紫外線を軽減できる方法がありますよ。
今回は、目の紫外線対策について書きたいと思います。
サングラス

目を紫外線から保護するために、まず思い浮かぶのは、サングラスですね!
サングラスは、顔を隠して変装したり、ただのファッションとしてかける人もいますが、主な用途は目を紫外線から保護することです。
紫外線は、3月、4月の春先からだんだんと強くなっていきますので、早い時期から用意しておくのがおすすめです。
紫外線カット率
サングラスは、レンズの色の濃さよりも、UVカット率を確認して選びましょう。
見た目には色がほとんどついていなくても、UVをほとんど通さないレンズであれば、紫外線対策ができます。
むしろ、色が濃いのに、紫外線をカットしないレンズは、暗く見えるので瞳の瞳孔が開くのに紫外線が入ってきてしまい、逆効果です。
「紫外線透過率1.0%以下」という表示のレンズであれば、紫外線を99%以上カットすることができるという意味です。
また、「UV400」という表示は、波長400nmまでの紫外線をカットできる、という意味です。
これらの、「紫外線透過率1.0%以下」や、「UV400」などの表示があれば、紫外線をカットするレンズだと判断できます。
外の明るさによってレンズの色が変わるタイプ
最近では、室内にいるときには普通のメガネのようですが、日光が強い外に出ると、レンズの色が濃くなる製品もあります。
日頃、メガネの人は、サングラスをかけ直す必要がないので、手間が省けますし、しっかり紫外線対策もできますね。
メガネの人は、度入りサングラスにしたり、メガネの上からかけるサングラスにしたりするのは大変ですが、普段のメガネが紫外線対策もできるタイプだと、余分にサングラスを買ったりする必要がないので、リーズナブルです。
運転する人はサングラスを用意しておこう
特に、車を運転する人は、紫外線を予防するためと、眩しさをなくすためにサングラスがあるといいでしょう。
西日が強烈に前から差している時など、サングラスがあると助かりますね。眩しいと、前がよく見えなくなるので、サングラスは事故の予防にも役立ちます。
日が沈んで、暗くなってしまったら、サングラスは外すようにしましょうね。
日傘
日傘をさすことで、目に入ってくる紫外線の量を減らすことができます。日影ができるからです。
外を歩くとき、上から日光と紫外線が強く降り注いでいますから、日傘で和らげることができれば、かなり楽になることでしょう。
日傘の素材によっては、体感温度が涼しく感じるようにもなります。
夏の時期には、雨の日よりも晴れの日の方が多いので、日傘が活躍する日が多くなると思いますよ。また、晴雨兼用であれば、急な雨でも使えるので安心ですね。
帽子

帽子のつばで影ができ、目に入ってくる紫外線が軽減されます。
実際に、帽子をかぶると、かぶらないよりも眩しくなく、ジリジリした暑さを遮り、目や顔や頭髪に降り注ぐ紫外線もカットできます。
日傘に比べ、帽子はコンパクトで、携帯しやすいかもしれませんね。
ただし、帽子や日傘も完璧ではなく、地面に反射して下から来る紫外線まではかっとできません。
コンタクトレンズ

コンタクトレンズが、UVカットになっているものがあります。
目の黒目の部分を覆うレンズがUVカットになっているので、どこにいても、どんな角度からでも紫外線カットの効果がありますね。
【アキュビューオアシス 2週間】
UV-B波を約99%カット、UV-A波を約96%カットするレンズです。(アキュビューオアシスの商品説明ページより)
UVカットがあるからといって、安心しすぎず、日傘や帽子、サングラスなどの日よけグッズを併用するといいですよ。
黒目だけでなく、白目や、顔、頭皮などの紫外線ダメージを予防することにつながります。
コンタクトレンズは、装用時間を守りましょう
黒目だけの紫外線カットで考えるなら、コンタクトレンズが良さそうに見えますが、コンタクトレンズそのものを長時間目に装用していると、目に負担がかかります。
家に帰ったら、コンタクトレンズを外してメガネに切り替えたり、外すときには清潔な手で洗浄液を使ってこすり洗いをしておくなど、衛生面でも気を配り、目の健康を守りましょうね。
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まとめ
コンタクトレンズを使っている人は、UVカットされている製品を選ぶと、いつも通りにコンタクトをしているだけで黒目への紫外線カットができます。
とはいえ、紫外線をカットしたいのは、黒目だけではなので、サングラスや帽子、日傘なども合わせて使うのがおすすめです。
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