眠りたいのに眠れないのは、ツライですよね。
眠らなくても元気があって、キツくなければ問題ないですが、たいていの場合には、日中に力が出なかったり、眠くなったりして、調子が悪くなってしまいます。
いつでもどこでもすぐに眠れるようには、なかなかできないものです。
今回は、眠りたいけど、よく眠れなくなってしまいがちな原因について、まとめてみました。
起きるのが遅かったとき
朝ゆっくりして、いつもよりだいぶ遅く起きてしまうと、その日の夜なかなか寝付けないことがあります。
ある程度疲れていないと、眠るのが難しいですね。
疲れを取ろうと思って、起きる時間を遅くしているのに、かえってその日の夜眠りにくくなってしまうと、残念な感じがします。
「疲れが足りない」ということもあるかもしれませんが、「リズムが狂った」という理由であることもあります。
そうすると、「疲れているけど、リズムがおかしくなってしまったので眠れない」ということになります。
できるだけ、同じような時間帯に眠って、起きるほうが、生活リズムに沿って生活しやすくなります。
昼寝をたっぷりしてしまったとき
昼寝をしすぎると、夜眠りにくくなることがあります。
トータルすると、睡眠時間を十分にとっているなら、多少夜遅くに寝ても大丈夫だったりしますが、一回でも夜の睡眠時間が少ないと、翌日は少し寝不足に感じます。
「寝だめはできない」
という人もいます。
あまりに疲れているときには、昼寝で疲れが取れたりもしますが、夜に落ち着いて眠ったほうが、よく眠った感じがする人のほうが多いです。
寝不足が多くて昼寝をすることが多いなら、できるだけ夜早い時間に就寝するほうが調子が良くなりやすいです。
(関連:夜10時までに就寝を目標にしたら、調子が良くなってきた)
時差ボケ
海外に出かけたり戻ってくると、時差があって、調子が狂ってしまうことがあります。
Jet lag(ジェット ラグ)と英語で言います。
東南アジア方面は、日本との時差が1時間マイナスの国が多いので、時差をほとんど感じないかもしれませんね。
ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど、日本から遠く、さらに東西に離れていると、時差が大きいです。
日本に帰ってきて、夜だけど、前日まではその時間帯が昼間だったりするとき、夜に寝にくいかもしれませんね。
「少々眠くても、夜になってから眠った方がいい」
とか、
「機内で寝てきたほうが良い」
など、いろいろな工夫ができるようですが、時差があったり、長時間のフライトがあったりすると、時間の感覚が狂いやすいですし、疲れるのはある程度仕方がないことかもしれませんね。
夜勤明け
時差ボケと同じような理由として、夜に活動すると、次の日も夜中の時間帯に目が冴えてしまうことがあります。
眠る時間と起きる時間のサイクルを変えるのに、ちょっと時間がかかることもあるようです。
疲れていないとき
眠くないときというのが、あったりします。
たくさん眠ったあとや、あまり日中に活動していないと、夜眠りにくくなることがあります。
連休のときには、ゆっくりして体を休めるのもいいですが、かえって夜眠れなくなるほどだと調子が回復できません。
また、テレワークなどで自宅で仕事をすると、頭を使っても、体を動かすことが減って運動不足になりやすいです。
適度に体を動かしたり、少しウォーキングをするなどすると、眠りやすくなるかもしれませんね。
(関連:ウォーキングをして効果があったこと)
カフェインを摂ったあと
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインが原因で眠りにくくなる人もいます。
体質が関係していて、コーヒーを飲んでもほとんど影響が出ない人もいれば、夜一睡もできなくなるほどカフェインに悩まされる人もいます。
自分の体質を知るようにしましょう。
午前中に飲むのなら大丈夫な人もいます。
カフェインを摂ったあと、毎回のように眠りにつきにくいのであれば、ノンカフェインの飲み物を普段から飲むようにすると、寝やすくなることでしょう。
ルイボスティーやハーブティーなどがおすすめです。
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頭が活性化してしまった
カフェインで眠れない時もですが、人と会って話が盛り上がったあとや、勉強をして、頭が冴えているときには、眠りにくくなったりします。
眠ってしまうのがもったいないような気分になることもあります。
頭が活性化すると、眠くないので、寝たくなくなりますが、感覚が麻痺しているだけで、翌日に疲れが一気に来たりすると大変です。
夜に頭が冴えてしまいそうなことは控えたほうが良さそうですね。
心配ごとがあるとき
気になることがある時も、眠りにくくなりますね。
一晩ぐっすり寝たら、気にならなくなる、という方針のほうが、おすすめです。
よく寝れたほうが、心身ともに調子を崩しにくいです。夜遅くに悩むと、疲れてくるので良い解決策も浮かびにくく、解決しないまま長引きやすいです。
気持ちを切り替えるように意識できると、悩む時間を短くできたりします。
心配ごとがあるときも、睡眠時間はなるべく削らないほうがいいですよ。
次の日が楽しみすぎるとき
遠足や運動会の前の日に、楽しみすぎて眠れないような状態です。
楽しみなことを前に、しっかり眠って体調を整えたいですね。
良い計画を立てて、早めに翌日の準備をしておくと、寝る時間を早くできます。
翌日、十分に力を発揮するためにも、早めに就寝しましょう。
(関連:毎朝早起きするコツは?仕事に十分間に合うように出勤しよう)
テスト前
テスト前に眠れないのは、緊張しているから、ということのほか、テスト勉強が間に合っていないからということがあります。
前夜の勉強によって、テストに出るポイントを復習できることもありますが、あまりに夜遅くなって寝不足になると、テスト本番で頭が十分に働きにくくなることもあります。
前もって勉強の計画を立てておくなら、テスト前日に余裕をもって、眠る時間を十分に取れますよ。
締め切り間近でしなければいけないことがある
レポートの締め切りなどがあると、夜遅くなっても仕上げなければ、、、ということで、眠れなくなります。
この場合、眠くても眠くなくても、締め切りに間に合わせるために眠ってはいけないという状況です。
おそろしいですね。
仕方がない時もありますが、なるべく余裕をもって計画して、ギリギリになって徹夜にならないようにしたいですね。
(関連:仕事ができる人は時間の使い方が上手)
眠れるようにするには
眠れない理由には色々ありますが、前もって計画することで眠れる時間と余裕をつくることもできます。
また、カフェインが苦手なら、飲まない、あるいは何時以降は飲まないなどということを決めておくといいかもしれませんね。
そして、なるべく毎日眠って起きる時間のリズムを崩さないようにするほうが、決まった時間に眠くなり、朝も起きやすくなる傾向があります。
まとめ
眠りたいのに眠れないというのは、つらいですが、なるべく気持ちよく眠れるように工夫していきたいですね!
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