「掃除しなくても別に困らない」と言ってしまっているかもしれませんが、「実際には、きれいに掃除されている状態が好き」だという人は多いことでしょう。
ただ単に、「掃除してもまたすぐに汚れるから、きりがない」と思えてしまうのかもしれませんね。
掃除する気になれないことだって、あるものですが、長く放っておくとあとで大変です。
そうじのコツをつかめば、結構そうじ好きになれることもあります。
(関連:そうじが好きになるコツは?)
それと同時に、掃除が上手くできると、良いことが沢山あります!!こんなに良いことだらけならば、掃除しない手はないです。
今回は、掃除をすると良い理由について考えたいと思います。
衛生的になって、健康に良い
見た目だけの問題ではなく、掃除をすると衛生的になります。
例えば台所を掃除して、とくに食器や水回りなどが清潔だと、食中毒になったりするのを防ぐことができるでしょう。
また、ホコリやカビなどは、咳や病気などの原因になることがあります。
掃除でホコリを定期的に取り、カビが発生しにくいようにしていれば、健康面にも良い環境を整えられますね。
大掃除などで、埃っぽところを掃除する時には、マスクをして埃を吸い込まないようにするなどの予防ができます。
(関連して、「マスクをする理由は人それぞれ」の記事もどうぞ。)
そうじできれいになると、気分が良くなる
ほとんどの人は、掃除された部屋の方が気持ちがすっきりさわやかになります。
明るい気持ちにもなるので、1日の仕事や家事のパフォーマンスも上がることでしょう。
「なんだかやる気が出ないな〜」
というときに掃除をしてみると、気分もすっきりして「また頑張ろう」という気持ちになれたりしますよ。
※ 掃除のモチベーションの記事
そうじすると、自信が持てる
掃除ができない、ということで、後ろめたく思ったり、能力が低いんだという気持ちになる場合があります。
また、他の人に部屋を見られたくないな、と思っていると他のことに関しての自信のなさにつながったりもします。
掃除されていて、他の人に見らてもOKな状態というのは、ちゃんとできているという自信につながります。
きれいにしていると印象が良くなり、信頼される
「ほかの人の目を気にするなんて嫌だな」
と感じるかもしれませんが、家族を含め、他の人との関わりは大切です。
掃除ができているだけで、信頼できる人、良い人、しっかりしている人、という評価につながり、褒められたり、一目置かれたり、友達が増えたりするなら、自分の居心地も良くなるでしょう。
掃除ができていると、まず自分が快適なだけでなく、他の人からの評判も良くなり、良いことばかりです。
失くしていた物が見つかる
掃除中に、椅子や机の下に入り込んでしまった物などが見つかることがあります。
気づきにくい場所に入り込んでしまったり、どこに置いたのか忘れてしまっていた物が見つかると、わざわざ探す時間を省略できますし、買い直す必要がなくなるのでムダ遣いを減らせますね。
靴下の片方とか、カギとか、お金とか、いろんな物が見つかったりします。
持ち物を把握できるので、ムダ遣いが減る
掃除や片付けができていると、余分なものが家にあることに気がつくようになります。
それで、
「こんなにもストックを置かなくてもいいな」
「同じようなものをすでに持っているからもう買わなくて良い」
という判断がしやすくなります。
何となく買うということが減るので、無駄な出費をおさえて、やりくりが上手になります。
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だんだん片付けが上手になる
掃除をしていると、どんなふうに散らかすクセがあるかがわかるようになります。
読んだ本を本棚にしまえば良いのに、置きっ放しにしてしまうとか、脱いだ服をハンガーにかけずにそこに置いてしまうとかです。
毎回、その都度元に戻せば、掃除の時にまとめてしなくても良くなるのでかなり楽になります。
片付けが楽になるには、おそらく家族の協力も必要になるでしょう。
どんどん掃除しやすいようにしていきたくなるので、片付けや掃除が上手になっていくことが多いですよ。
※ 片付けの関連記事
何事にも段取りが良くなる
掃除をするためには、何から順番にして、どこまで仕上げるか、どのくらいの時間をかけるか、必要な道具はがそろっているかなど、いくつかの段取りを立てる必要があります。
掃除の手際が良くなるということは、何かの計画を立てるときの段取りも上手にできるようになります。
時間管理が上手になると、規則正しい健康的な生活習慣を送ることができますね。
(関連して、「仕事ができる人は時間の使い方が上手」の記事もどうぞ。)
また、時間や手順、備品の調達や管理、場合によっては一緒に誰かとするなら役割の分担や協力することなど、仕事をしていく上でも大切なスキルが身につきます。
子どもの頃から、自分の部屋の掃除や、家の掃除の手伝いをしていると、自然に段取りスキルを学べるでしょう。
自然とマナーが良くなる
掃除をする人は、掃除する人の気持ちがわかるので、ポイ捨てしたり、食べ散らかしたりせず、マナーが良くなります。
「ゴミはゴミ箱に入れる」
「ゴミ箱がなければ持ち帰る」
「分別を守る」
などのマナーが守れるなら、人にも好かれます。
(関連:片付けるのが上手な人はゴミ捨てが上手)
まとめ
掃除をして良いことはたくさんあっても、害になることはほとんどありません。
ちょっと気が乗らなくても、やってみると良さに気がつくことがあるので、まずは掃除を始めてみるのがおすすめです。
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