先日、海外旅行した際に、まるでAir Podsのようなイヤホンを見つけて、気になってしまったので購入しました。
SENDEMというメーカーのものです。
音声案内は中国語に設定されていましたが、翌日も使っていたら英語になっていました。
説明書の言語は、英語と中国語の2種類ありました。
値段は99RM(マレーシアリンギット)で、(1RM=26.53円、2019年12月時点)ということで、2,600円〜2,700円くらいだったので、試してみることにしました。
今回は、SENDEMのブルートゥースイヤホンについて書きたいと思います。
Air Podsそっくりな外観

見た目は、Air Podsそっくりですが、本体を触ったり持ったりして本物のAir Podsと比べてみると、質感が実際には違っていました。
Air Podsのほうが、少し重量感があって高級感があります。中身を開けて触ってみると、素材が良いのがわかります。

イヤホン自体に、右左の印となるRやLの文字は書かれていません。それで、フタを開けて、右側に入っているのを右耳に、左側にあるのを左耳に入れるようにします。

ただし、パッと見ただけでは違いがあまりよくわからないようになっています。
SENDEM製は、保護ケースとカラビナも付いていて、お買い得です。

接続方法も簡単
充電してから、フタを開けてイヤホンを取り出すと、iPadの画面に、Air Podsの接続画面が表示されます。

まるでAir Pods!!
「接続」をタップすると、ペアリングが開始されます。
ペアリングできると、充電の残量が表示されます。

「ケース」の充電量と、「イヤホン」の充電の両方がわかるようになっています。
画面の右上に、ヘッドホンと電池のマークが表示されていればOKです。
これで、音楽を再生すると、イヤホンから音楽が流れます。
Android機器との接続もできる
Bluetoothを使ったペアリング方法で、Android機器とも接続できます。
ケースから取り出すだけでなく、Android機器の設定で、SENDEM G8イヤホンの接続を選択します。
音質の違い
「Air Podsとくらべて値段がだいぶ安いけど、大丈夫かな〜?」
とおそるおそる使い始めたのですが、ちゃんとつながり、音もそれなりに良いです。
このイヤホンを最初に買って、Air Podsと比べないならば、「いい感じだな」という感想になりますが、もし、Air Podsと比べるたら音質はAir Podsのほうが良いです。
一番の違いは、重低音と、音の厚み、音のクリアさで、Air Podsのほうが音質の良さを楽しめます。
また、 Air Podsのほうが長時間聴いても耳が疲れにくいような気もしましたが、人によっては気にならないと思います。
充電で持つ時間
1回の充電で使える時間にも差があります。
説明書によると、SENDEMはイヤホンで聴けるのが約120分です。Air Pods は最大5時間と比べると、再生時間は少し短いですね。
「イヤホンで聴ける時間が、ちょっと短いかもな〜」
と感じましたが、程よく、休憩を入れることができるので、それはそれで良いかもしれません。
少しの間ケースに収納すれば、短時間でもすぐにまた使えるようになります
音が途切れるかどうか
再生しているiPhoneやiPadなどの機器が近くにあれば、SENDEMイヤホンも途切れずに楽しむことができます。
隣の部屋やトイレに行ってもそのまま続けて使えます。
最近のiPadでは、Apple pencilやワイヤレスのキーボードなど、Bluetooth接続できる機器がいろいろあります。
Apple PencilとキーボードとAir Podsの3種類は同時に使用することができましたが、ワイヤレスキーボードを使っているときに、SENDEMもイヤホンの音は途切れ途切れになりました。
充電をフルにしてから、再びキーボードとイヤホンを同時に使ってみたら、最初のうちは、音は途切れませんでしたが、次第に音がプツプツと途切れるようになりました。
ワイヤレスキーボードとワイヤレスイヤホンは同時に使わないほうがおすすめです。
文字を入力したいときには、画面上のタッチパネルのキーボードを使ったほうが良さそうです。
音が途切れると、ストレスがたまります。
Apple pencilは、ワイヤレスイヤホンと同時に使っても音が途切れにくかったです。
その他の違い
AppleのAir Pods と違う点は、音声案内が最初は中国語だとったいうことです。
ペアリングできていない状態でイヤホンを耳に装着すると、中国語で何か言っています。
翌日には、いつの間にか英語になっていて、
「Power on」
「Power off」
と聞こえました。自然に切り替わったので、どうやって切り替えたかはわかりません。

また、フタを開けたときに光るランプや、充電中のランプのつき方などにも違いがあります。
ただし、充電中は赤色に、充電が終了すると青色になるので、わかりやすいです。
ワイヤレスイヤホンだと肩がこりにくい
何かの作業をしながらでも、外出中でも、イヤホンのコードを気にせずに音を聞けるのは便利がいいです。
家事をしながら、通学や通勤中にカバンやポケットから出るコードが引っかかるのを気にせずに耳に入っているイヤホンが確実に耳にあることを確認しさえすれば良いのです。
コードがなくても、簡単に耳から落ちないような設計になっています。
このSENDEMのワイヤレスイヤホンでも、耳が落ちにくく、落ちるかということを気にせずに使えました。
イヤホンのコードは、あったとしても軽いものですが、ワイヤレスにしてみると、引っ張られる感じが全くないので、頭や顔をどの方向に動かしても怖くなくなりましたし、何となく肩がこりにくく感じました。
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動きを制限されずに音楽を聴けるので、とても良いと思います。
まとめ
Air Pods | SENDEM | |
価格 | 17,800(税別)〜 | 約2,700円 |
大きさ | ー | AirPodsとほぼ同じ |
見た目 | 触ってみると高級感あり | やや軽い感じ |
最大再生時間 | 約5時間 | 約2時間 |
音質 | 高音質 | ふつう |
iPhoneやiPad の前イヤホンケースを開けると、Air Podsのような感じで画面表示されるので、驚きました。
このAir Podsのようなワイヤレスイヤホンを使ってみたところ、本物のAir Podsのほうが品質はもちろん良いのですが、SENDEM製でも音楽聴く分には、十分に楽しめるだけの機能を備えていると思いました。
高音質、長時間聴いても疲れないものを探しているなら、アップルのAir Podsのほうが良いですが、予算が限られていたり、ある程度聴ければ大丈夫だと判断するなら、このようなワイヤレスイヤホンも便利が良いと思います。
ほかのメーカーでも、ワイヤレスのイヤホンがあり、価格帯も色々あるので、今回のSENDEMよりも音質が良かったり、充電の持ちが良いタイプの製品もありそうです。
音質の良さを求めるなら、もう少し価格の高いものの方が良いかと思います。
【ソニー製】
1万円以上のモデルもあります。音質も良さそうですね。
いくつかの種類があるので、予算に合わせたり、欲しい機能性などに合わせて選ぶこともできます。
【Apple製のAir Pods】
本物のAirPodsはこちら。価格は高いですが、多機能で音質も良いです。
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