冬の寒い時期だけでなく、夏の時期にも同じように換気に気をつけることでコロナ対策になります。
夏の熱い時期もエアコンを効かせるために、冬と同じように部屋を閉め切ることがよくあるからです。
春から初夏にかけては、窓を大きく開けて自然の風で過ごせても、真夏になってくると、エアコンなしでは暑さをしのげない日が増えますね。
(関連:暑い日にエアコンなしで過ごしていたら、アイスの消費量がやたら増えた)
熱中症予防のためにもクーラーを我慢しないことは大切ですが、換気を全くしないで使うと、新型コロナ感染のリスクが高まってしまいます。
「せっかく冷やした部屋にぬるい空気を入れたくない」
などと思わずに、定期的に窓を開けて換気をしていきたいですね!
今回は、新型コロナウイルス対策としての、夏シーズンの部屋の換気についてと思います。
外の空気の方が涼しいこともある
窓を開けてみると、けっこう涼しい風が通り抜けることもあります。エアコンによっては、外気温の方が室温よりも低いと、センサーで感知して知らせてくれることがあります。
「外の温度が室内よりも低くなりました」
と、エアコンがお知らせしてくれたら、エアコンを切って、窓を開けてるのに良いタイミングです。
わざわざエアコンが気温を知らせてくれなくても、定期的に窓を開けて換気し、外のほうが涼しいなと気がついたら、エアコンを切ることもできます。
夕方や夜などは、外も涼しくなっていることがありますね。
エアコンの効いた部屋に長時間いると、体が冷えて調子が悪くなってしまう人もいるので、定期的に換気して外の空気を入れたり、エアコンを切って窓からの自然の風を入れたり、扇風機を使ったりと、冷房の方法を調整することもできます。
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新型コロナウイルスには、夏でも感染する
インフルエンザは、冬季に流行し、夏季にかかる人が少ないことから、新型コロナウイルス流行は夏には弱まるだろうという期待もありましたが、実際に7月になってみても、新型コロナウイルスは増えつつあるような状況にあります。
一時期、自粛が呼びかけられて感染者数が少なくなってきたような時期もありましたが、再び増加傾向にあるようです。
夏の時期でも、まだ油断できないことが分かりますね。
たとえ紫外線の強い夏の時期でも、新型コロナウイルスが大流行することが十分あり得るのですね。
屋外では、紫外線などでウイルスが弱まると思われますが、真夏で暑すぎると扉や窓を締め切って冷房を効かせたところで過ごすことが増えます。
密になる条件ができるので、夏時期にも換気をこまめにしていきたいですね。
二酸化炭素濃度が高いときは換気が足りないサイン
人がふつうに生活し、息をすると二酸化炭素が排出されます。
屋内に人がいて換気が十分でないと、しだいに二酸化炭素濃度が上がっていきます。
それで、二酸化炭素濃度を測定することで、室内の換気が足りているかどうかを判断する目安になります。
空気中のウイルスの量を直接測定することができなくても、二酸化炭素濃度を見て換気をこまめにするようにすると、感染症対策ができます。
二酸化炭素濃度測定器は、一般の人も購入できるので、温度や湿度と合わせて、室内の空調管理に役立てられると思います。
まとめ
インフルエンザ対策に比べ、夏時期にも新型コロナの影響はまだ続いています。
エアコンをつける時には、換気も必要になってきます。
必要に応じて、二酸化炭素濃度測定器なども使って換気の目安にできると思います。
これまでと同じように、換気を心がけ、マスクをし、人混みを避け、ソーシャルディスタンスも取るようにし、休養や栄養も取って、感染対策をしていきましょう。
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