ヨーグルト菌にも種類があり、カスピ海ヨーグルトにも人気があります。
スプーンですくうと伸びるのが特徴で、味はまろやかで酸味が少なく、クセはありません。とろーんと伸びるのが珍しいので、どんな味か不思議になりますが、食べてみるときっとおいしいですよ。
長寿の人が多い地域でよく食べられているヨーグルトだということで、人気があります。
カスピ海ヨーグルトの菌は、常温の温度でも発酵が進むので、自宅で培養して継続しやすいと思います。
季節によって気温に幅はありますが、発酵時間の長さでも調節できます。
フジッコなどのメーカーでは、カスピ海ヨーグルトの種菌やヨーグルトを販売しています。
【カスピ海ヨーグルト種菌セット】
ヨーグルトになっている製品も、食品スーパーなどで販売されています。
今回は、カスピ海ヨーグルトについて書きたいと思います。
基本的な培養方法
【材料】
・ヨーグルトの種菌
・牛乳
【作り方(種菌)】
容器とスプーンを消毒消毒します。
種菌3gに牛乳500mlの割合で溶かし、常温で発酵させます。12〜24時間経って、全体が固まったら出来上がりです。冷蔵庫に入れて保存します。
【作り方(ヨーグルトを種菌にする)】
容器とスプーンを消毒消毒します。
ヨーグルトを大さじ1に牛乳500mlを入れて混ぜ、常温で発酵させます。12時間ほど経って、全体が固まったら出来上がりです。冷蔵庫に入れて保存します。
【補足】
熱湯消毒に使ったお湯をボールに移し、水を加えてぬるま湯にし、種菌を混ぜた牛乳を容器ごと5分ほど入れておくと、冷たい牛乳が早く常温に近づきます。
常温で作れるから続けやすい
カスピ海ヨーグルトの菌は、常温で発酵するので、ヨーグルトメーカーなどの機器がなくても始められます。
ヨーグルトメーカーなどで、温度を設定すると、時間も毎回ほぼ同じ時間で仕上がりますが、常温だと、室温の違いによって仕上がりまでの時間が前後します。
あまり厳密に設定しなくても、ヨーグルトが出来上がるところがいいですね。
ヨーグルトが固まる早さなどで、気温などの季節を感じることできますね。
【ヨーグルトメーカー】
ヨーグルトのアレンジ
バナナヨーグルトにすることが多いですが、柿や季節に合わせて入手しやすいフルーツと一緒に食べると美味しいです。
酸味があまりないので、砂糖なしでも食べやすいと思います。
ハチミツをかけても美味しいです。
コーンフレークに混ぜて食べることもあります。程よくコーンフレークがしんなりして美味しいです。
料理やお菓子などにもヨーグルトを使えます。
まとめ
カスピ海ヨーグルトを作るのに、ほとんど失敗したことはありませんが、500mlの牛乳で作る量の種菌を使って、1,000mlの牛乳で作ろうとしたら固まらなかったことがあります。
時間をもっとかければ固まったのかもしれませんが、規定の割合で作っていれば、ほぼ失敗しないと思います。
ヨーグルトを種菌にする場合、スプーン1杯に500mlのところを、もう少し多めにヨーグルトを入れています。
培養する前には、容器とスプーンなどの道具はしっかり熱湯消毒しましょう。
ヨーグルトを切らしてしまっても、比較的種菌を入手しやすいので、まずは気軽に初めてみるのがおすすめです。
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