風邪を引くと、食欲が落ちることがあります。いつもなら美味しく食べられるのに、食べる気がしない時は、きっと体調が悪いときでしょう。
食べる量は、ひとつの体調のバロメーターかもしれませんね。
高熱、喉の痛み、吐き気や下痢など、症状によっても食べやすいものが違ってきます。
今回は、食欲が落ちたときでも食べれそうな、体調を整えるのにも良さそうなものについて書きたいと思います。
食欲がないときの食べ物・飲み物
食欲がなくても、とくに高熱が出たときには汗をかいたりするので、水分を補給する必要があります。
こってりしたものよりも、飲み物やあっさりとしたものが食べやすいです。
スポーツドリンク(水分)
たとえ食欲がなくても、体は水分を必要としています。
水分を摂りましょう。できれば、風邪をひいた時には、スポーツドリンクのように、糖分や塩分が含まれていたほうが体内に吸収されやすくなります。
風邪のとき、スポーツドリンクがあると、脱水症状の予防に役立ちます。
熱が出て、汗をかいたりもするので、水分を忘れずに補給しましょうね!
ヤクルト、R-1
乳酸菌が入っているということもあり、風邪の時にヤクルトを飲むことがあります。
免疫力を上げたいという理由です。
体に良さそうというだけでなく、味も美味しいです。
冬の時期には、同じような理由で、R-1というヨーグルトも友人の間で人気がありました。
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くだもの
くだものは、天然のジュースのようなもので、体調が悪い日でも食べやすいです。普段から果物が好きということもありますが。
「リンゴ1日一個で医者いらず」
ということわざもあるように、
とくにリンゴは、体にも良さそうな感じがします。
また、
「柿が赤くなると医者が青くなる」
という表現もあり、柿を食べると栄養が取れて、病院に行かなくて良いくらい体調が良くなるということなのでしょう。柿も栄養バランスが良いようです。
ビタミンCや糖分やミネラル分など、水分以外にも栄養をプラスできるところが良いと思います。
イチゴやミカンなど、季節によって果物が変わっても良いと思いますが、定番はリンゴかもしれませんね。
ヨーグルト、ゼリー、プリン
ヨーグルトやゼリー、プリンは、さっぱりしていて、のどごしがすっきりしているので、食べやすいです。
普通の食事はあまり食べられないときでも、こういったヨーグルトなどは食べれることも多いです。
もし食べれそうであれば、食べて回復しましょう。また、食後に飲むタイプの薬もあるので、胃を保護するためにも、何か食べられると良いですね!
はちみつレモン
のどや体に良さそうな組み合わせです。はちみつに、スライスしたり、切ったレモンを合わせます。
ちょっと時間を置いて味が馴染んでから食べることもあれば、レモンをつぶしたりしぼって、お湯を入れることもあります。
お湯を注ぐと、ホットはちみつレモンができて、飲みやすいですよ!
ショウガ入りスープ、しょうが湯
ちょっとしたスープに、味噌汁でも良いですが、ショウガを入れると体がポカポカした感じになります。
はちみつレモンにショウガをプラスしても、飲みやすいですよ。
のどが痛いときにも、作ることが多いメニューです。
手早くショウガを取り入れたいときには、お湯を注いでショウガ湯を作るのが簡単でおすすめです。風邪のひきかけや、風邪をひいてからでも飲みやすいですよ。
【ショウガ湯】
おかゆ
食欲がないときや、胃腸が弱っているときには「おかゆ」が食べやすいです。
体調に合わせて、お粥のやわらかさを調節したり、卵を入れたり、梅干しなどとセットで食べたりすることでアレンジもできますよ。
まとめ
しだいに何か食べられるようになってくるので、少しずつ食べる量を増やしていくと良いと思います。
また、十分睡眠をとって、体の回復力を高めていきましょう。
(関連:眠くなる方法)
風邪をひいている時には、自然とたくさん眠れるものですが、熱が高すぎたりすると眠れないことがあります。
氷や濡れタオル、冷えピタなどでなるべく熱を下げると少しマシになります。
食べる量が減ると、体力が落ちてしまいますので、治ってきたら徐々に動いて、元に戻していきたいですね。
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