家族の髪の毛をカットするホームカットをすると、お店に行かなくても好きなタイミングで散髪できますし、家計にも節約になりますね。
前髪だけカットしたい時にも、子どもや旦那さんのカットをする時にも、自宅でできると助かることがあります。
初めて髪の毛をカットする時には緊張しますが、道具やカットのコツを覚えてしまうと、もっと手軽にホームカットができるようになりますよ。
今回は、ホームカットをするときにおすすめな道具やコツについて書きたいと思います。
エリに髪の毛が入らないようにする
家で散髪する時に困るのは、切った短い髪の毛が、首の襟のところから服の中に入ってチクチクしてしまうことです。
エリのところをピタっと閉じて、髪の毛が入らないようにすると、だいぶ快適になります。
ゴム製で、ピタっと巻くことができる襟巻き(ネックシャッター)は、実際にいくつかの美容院でも使われていました。
【ネックシャッター】
エリに髪の毛が入りにくくなります。マジックテープがついていて、つけ外しも簡単です。
以前は、タオルを巻いたり、キッチンペーパーを挟んだりしていましたが、ゴム製の専用のえり巻きのほうが使いやすく、髪の毛も入り込みにくいです。
何度でも使えるものなので、ホームカット用に一つあると便利かもしれませんね。
切った髪の毛が飛び散らないためのクロス
新聞紙を敷いて、その上で散髪をすることもできますが、切った髪の毛が下に落ちないようにキャッチするタイプのクロスを使うと、掃除がラクになります。
ワイヤが入っていて、髪の毛をキャッチできるようにカーブがかかるので、下に散らかりません。
【ホームカットやセルフカット用のクロス】
多少はこぼれる髪もありますが、このクロスを使うと、落ちる毛の量が断然少なくなって、片付けやすくなりました。
あるいは、少し大きめのケープにすると、体をすっぽり覆えるので、短い髪の毛がついてチクチクするのを防げます。
袖のあるドレスタイプだと、自分で毛染めをするときにも使いやすいですね。
ハサミ
髪を切るときに、ハサミの切れ味が良いと、切りやすいですし、切られる人もその違いがわかるようです。
普通のキッチンばさみや工作ばさみで切った時には、切れる毛もあれば、切れない毛も出てきます。切れ味が悪いために、完全に切れることができず、ハサミの刃の間に挟まれただけで引っ張られたようになり、痛いと感じてしまうのです。
それで、切れれば何でも良いというわけでもなく、できれば切れ味の良い、髪専用の美容ばさみのほうが、ホームカットに向いているでしょう。
【美容ばさみ】
本格的な切れ味で、使いやすいです。
インターネットで注文したハサミは、切れ味がよく、使いやすかったです。
ふつうのハサミよりも高価なので、大切に使いたいですね。
使い終わった後は、刃やつなぎ目の部分をよく拭いてからしまうと、サビたりせずに長持ちします。
バリカン
メンズカットには、バリカンが便利なこともあります。
ハサミよりも早くカットでき、ピシッと長さがそろいやすい特徴があります。
襟足や、耳の周りなどはバリカンで、その他の部分はハサミで、というように、部分的に使うこともできますね。
【バリカン】
ホームカットの注意点
【気をつけるポイント】
・ 耳や皮膚をハサミで傷つけない
・ 少しずつ切る
安全第一なので、髪の毛と一緒に耳などを切ってしまわないように気をつけましょう。
耳まわりは、髪を切りにくい部分です。
くしで髪の毛をすくって、くしの目からはみ出した部分だけを切るようにすると、皮膚を傷つけるのを予防することができます。
長すぎる部分は、さらに切って直すことができますが、短すぎる部分を長くすることはできません。それで、一度にザクッと切るよりは、少しずつバランスを見ながら調整するほうが失敗しにくいですね。
とはいえ、時間が経つと髪の毛は伸びてくるので、こわがりすぎずに、ホームカットを試してみると良いと思います。
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まとめ
頭は立体的になっているので、散髪は意外と難しいですが、慣れてくると手際も良くなり、面白くなってきますよ。
ちょっとハサミで切るのは難しいな、という時には、すきバサミやバリカンなどを利用してみると良いかもしれませんね。
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