暑くなると、ゆっくり湯船に入らずに、シャワーだけで終わらせるという人が増えますね。
少し外に出ただけでも汗をたくさんかくので、1日に何度もシャワーを浴びることもあるでしょう。
わざわざ、お風呂でさらに汗をかきたくない、と思うかもしれませんが、夏でもお風呂にじっくり入ったほうがむしろ疲れが取れることが多いです。
例えば、先日、友人が整骨院で施術してもらったところ、その日は腰が張っていて、ぎっくり腰になりそうなくらいな状態だったようです。
整骨院の先生:「最近、湯船につかってないでしょう?」
問いかけられました。
友人:「そう、確かに。」
思い出してみると、その週はシャワーだけにする日が続いていたのです。
整骨院の先生に湯船にちゃんと浸かるように勧められました。
お風呂に入るかどうかで、疲れがだいぶ取れる可能性があるのですね。
今回は、夏でも湯船に入った方がおすすめな理由について書きたいと思います。
筋肉の疲れが取れる
仕事の疲れ、筋肉の疲れ、凝り(こり)が、お湯に浸かることで解消されやすくなります。
血行が良くなり、筋肉痛や肩こりも早く取れます。
夏のレジャーやスポーツなどで筋肉痛になった時や、出かけて疲れて帰ってきた時にはなるべく湯船に浸かって疲れを早めにとってしまいたいですね。
冒頭の、腰痛持ちの友人は、お風呂にじっくり浸かるようにし、十分に休息と睡眠を取った結果、かなり症状が改善されたそうです。(結果には個人差があります)
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体の冷えが解消する
暑い夏でも、からだは冷えることがあります。
原因としては、
・クーラーやエアコンなどの冷房で冷やされる
・汗をかいた後、そのままにしておくと汗が引く時に体の表面から冷えていく
・冷たい飲み物やアイスなどを食べる
などがあります。
「溶けそうなくらい暑い日だった」
と思っていたのに、体の表面を触ってみると冷たかったり(汗が引いた後など)、お風呂に入ってみるとじんわりと温まっていくのがわかったりします。
自覚症状がなく、冷えていることもあるのです。
エアコンの部屋に長時間いることが多い人はもっと冷えやすくなるでしょう。
体が冷えてしまうと、頭が痛くなったり、なんとなく調子が出ないとか、だるいといった症状になりやすくなります。
なるべく、1日の終わりにはお風呂に入って、湯船にちゃんとつかるといいですよ。
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リラックス効果がある
お風呂に入ったあとの気分は、とってもすっきりします。
外で暑い中過ごすのと、お湯に浸かっているのでは、意味合いが違います。
お風呂で温まるのは、気持ちがいいのです。
ただ、熱いのが苦手な人は、38℃くらいの少しぬるめに設定しておくと、入りやすいでしょう。
また、クールな気分になる夏用の入浴剤もあります。体は温まるけれど、湯上がりに熱くなりすぎない仕様になっています。
【バブ 入浴剤】
脱水症状に注意
お風呂に入っている間や、上がってからも、汗をかくので、水分補給は忘れないようにしてください。
そのコップ1杯の水で、のぼせてしまうのを予防できるかもしれません。
のどが渇いたと感じていなくても、水分が不足していることもあります。
できれば、お風呂に入る前にコップ1杯、上がってからもコップ1杯のお水を飲むくらいがちょうどいいと思います。
長く浸かれば良いというものではないので、のぼせてしまわないように注意しましょうね。
まとめ
夏の時期、シャワーだけにすることが多いかもしれませんが、できれば時々湯船にも浸かるようにしてみてはいかがでしょうか。
気づかないうちに冷えていた体が温まりますし、リラックス効果もあります。
暑い季節でも、湯船につかったほうが疲れが取れたりしますよ。
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