水筒の中がなんとなく臭ってきたら、そろそろ汚れが溜まってきているかもしれませんね。
ステンレス製の水筒の場合、酸素系の漂白剤を使うと、ピカピカになります。プラスチック部品の汚れも落とせます。
今回は、酸素系漂白剤を使って水筒の中をきれいにする方法について書きたいと思います。
水筒の漂白方法
普通の台所洗剤で洗ったあとの水筒に、酸素系漂白剤(粉末)を大さじ1ほど入れ、そのあと50−60℃のお湯を注いでしばらく放置します。
泡が発生し、汚れを剥がし取ります。
泡が消えて、温度が下がったら水でよくすすぎます。
水筒についていた頑固な汚れも落としやすくなっているので、水ですすいだ後にも残っていた汚れも、少しスポンジなどでこするだけで落ちたりします。
水筒のフタの汚れも取れる
水筒のフタなどのプラスチックの部品も同じようにして漂白できます。
ボウルなどに50−60℃のお湯を入れて、大さじ1杯ほどの酸素系漂白剤(粉末)を混ぜ、そこに漂白したい水筒のフタなどを入れます。
水筒外側の塗装には向いていないことも
水筒内側はとてもピカピカにきれいになるのですが、水筒のフタやコップなどの外側部分は、漂白剤が付かないようにした方が良いと思います。
先日、水筒のコップの部分も一緒に漂白したら、表側のコーティングがブヨブヨになって、一部はがれてしまいました。
水筒の種類によりますが、酸素系漂白剤は、水筒の内側部分とプラスチックの部品に使うようにします。水筒の外側やフタ(コップ)の外側は漂白剤につけないほうが良いでしょう。
酸素系漂白剤の特徴
漂白剤には、酸素系と塩素系があります。
酸素系には、粉末状のものと、液状のタイプがあり、水筒の漂白には、粉末状のものがおすすめです。
コストコなどでも人気のオキシクリーンは商品名で、酸素系漂白剤が主成分になっています。他の製品でも、成分が酸素系漂白剤になっていれば、使い方や効果は基本的に同じです。
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素手で触らない
酸素系漂白剤は、手の油分を奪ってしまうので、手や指がカサカサになりやすいです。
直接、溶液に触らないようにし、作業中にはゴム手袋などを使う方が安心です。
触ってしまっても、すぐに水でよく洗い流せば大丈夫です。
手肌が乾燥しやすい人は特に、ゴム手袋やビニール手袋をして作業するのがおすすめです。
ゴム手袋をしていたとしても、わざわざ漂白剤に触らないほうが手袋が傷みにくいです。
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最適な温度は50−60℃
酸素系漂白剤の効果が高いのは、50-60℃のお湯です。
水だと泡立ちが少なく、熱湯だと泡が早くなくなってしまい、効果が持続する時間が短くなります。
温度計がなくても、水:熱湯 = 4:6 くらいの感覚で混ぜています。気温が低い時期や、冷めやすい容器で漂白する時には、熱湯の量を少し多めに、傷みやすい素材のものを漂白するときには、水の量を少し多めにします。
お風呂の残り湯は40℃前後なので少し温度が低めですが、十分な量のお湯があるのでタオルなどをまとめて漂白するのにちょうど使えます。
(関連:お風呂の残り湯はタオルの漂白にも使える)
まとめ
長年使って、なんとなく臭いがしていた水筒も、酸素系漂白剤を使うと、内側が新品のようにキレイになったりします。
すでに傷がついてしまっていると、落ちない汚れもあります。
とても気持ちが良いので、ステンレスの水筒の内側がくもってきたり、茶渋がついていたり、コーヒーの匂いが取れないときには、酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。
また、台拭きなどの漂白にも酸素系漂白剤が使えます。
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