たくさん食べても太らない人もいれば、あまり食べていないのにどんどん太ってしまう人もいます。
「普通に食べているのに」「あんまり食べてないよ」という自己申告は、人によって基準に差があるとはいえ、やはり太りやすい体質というのはあるように思います。
これはある程度仕方がないところです。
それと同時に、太りやすい習慣になっているせいで、体重が増えている人もいます。
毎日の食習慣を少し変えると、ちょうどいい体重に変わっていく人も少なくありません。
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今回は、取りやすい体質と生活習慣について書きたいと思います。
体質を知ろう
健康診断では、血糖値や中性脂肪値などで、健康状態を知ることができます。
同じように、食生活などの習慣が要因になるものでも 、糖尿病系、高血圧系、高脂血症、など、症状の出方が人によって違います。
体質によって、なりやすい病気が違うのです。
問診票にあるような、家族の病歴などから、かかりやすい病気を推測したりすることもできますが、必ず同じ病気になるわけでもありません。
最近では、体質を知るのに、遺伝子検査をすることもできるようです。
いくつかの項目について、調べられます。
これも、確実にその人がその病気になるかを調べるものではなく、なりやすさを知って、予防に役立てるのが目的です。
健康保険の効かない、自己負担の方法ですが、体質を知ることができることもあります。
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同じものを食べても

例えば、
同じく脂っこいものを食べても、胃にもたれやすい人と、全然平気な人がいます。
人によって、消化のはたらきが弱い人もいれば、強い人もいます。
脂っこいものを食べると胃がもたれる人は、普段からあまり脂っこい食事を選ばないようになることでしょう。
そんな訳で、ちょっと痩せ体型になったりします。
でも、脂っこいもの食べても平気な人の方が、胃が丈夫かもしれません。
こんな感じで、体の体質は、体型にも影響してくることがあります。
少しぽっちゃりでも、美味しいものをたくさん食べられているのは、胃腸が強くて健康だとも言えます。
ただし、かえって生活習慣病などの病気のリスクが高くなるのであれば、食べるものを控える必要があるかもしれませんね!
健康診断の結果を毎回しっかりチェックしておきましょう。
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太れなくて困る人もいる
「太れなくて困る」という悩みを聞いたことがあります。
若かった私は、よく意味がわかっていなかったので、
「たくさん食べたり、食べたあとすぐに寝たりすると、どんどん太っていきますよ。」
などと適当なことを言ってしまった記憶があります。
確かに、自分ならたくさん食べたら太りますが、その人はその方法では太ることができなかったようです。
体質、体調などが関係しているので、その人に合った食生活にする必要があります。
やせすぎも、体力が落ちてしまったりするので、ただ痩せていれば良いというものではありませんね。
本当に体質?

体質とは別に、単に食べ過ぎていたり、食べるタイミングが悪かったり、バランスが悪かったりして太る場合もあります。
それで、まずはもう一度食生活を見直してみるといいと思います。
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同じ家に住む家族は、同じような食生活になっているので、家族に協力してもらうことも必要になるかもしれませんね。
まずは、夜のおやつをやめることから試してみるのがおすすめです。
まとめ
やせ過ぎても太ってもいない、ちょうどいい体重が健康にも良いと言われています。
太りやすい人のほうが、食事を調節するのが大変だと思いますが、生活習慣が原因で体調をくずしてしまう前に、健康的な食習慣に変えていきたいですね!
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