疲れをとるのに一番なのは睡眠だと思っています。すごく疲れた時には、食べるよりも先に眠りたいほうが勝ちます。
睡眠を十分にとって疲れが取れるといいのですが、時には
「疲れているのに眠れない」
「起きてもまだだるい」
ということもあります。気を使い過ぎて疲れていたり、パソコン作業による目の疲れがあると、体の動きが少ないわりには疲労感が抜けにくいことが多いです。
今回は、眠りにくくなって取れにくい疲れについてまとめてみたいと思います。
取れにくい疲れの原因
ひょっとしたら、眠っているのに疲れが取れないといよりは、十分に睡眠が取れていないせいなのかもしれません!
それで、眠りにくくさせる疲れの種類について考えていきたいと思います。
気疲れ
精神的に疲れたときは、疲れが取れにくいです。
「疲れているのに、なかなか眠りに入ることができない」ということになりがちです。
いろんな人に会ったり、とりわけ気を使う相手と長い時間過ごしたりすると、いつの間にか疲れがたまっていることがあります。
人と会っている時には、特に大丈夫だと思っていても、家に帰ってくるとホッとして疲れがどっと出てくるのです。
この気疲れは、苦手な人と会っていたわけではなくても、人と会うのが好きだとでもなることがあります。
ちょっとの時間でもいいので、一人になれる時間を取ったり、好きな音楽を聞いたり温かい飲み物を飲んでリラックスできる時間をどこかで取れると、回復しやすくなります。
この際に、夜寝る前にカフェイン入りのコーヒーや紅茶や緑茶を飲むと、かえって眠りにくくなるのでおすすめできません。
カフェインで眠れていない可能性があるなら、ノンカフェインのハーブティーやルイボスティー、ホットミルクなどに変えてみると良いかもしれませんね。
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眼精疲労
次に多いのが、パソコンやタブレットなどのモニターを使った作業で眼が疲れている状態です。
目の奥まで痛くなったり、頭や肩が痛くなったりして、色々と不調が起きやすいです。
頭が痛いとボーッとして、やる気が出なくなったりします。
オフィスワークでは、あまり体を動かさないので、体力的に負担が少ないように見えるのですが、結構頭を使った作業や、モニターの光による眼精疲労からダメージを受けやすいです。
体を動かした後の疲れに比べて、考えたりモニターを見たりして疲れたほうが、他の人からは分かりにくい疲れ方になります。
作業の合間に休憩をはさんで眼を休ませたり、ブルーライトカットグッズや、ブルーライトをカットするモニター設定にして作業をすると、そのあとの疲れ具合が軽くなったりします。
(関連して、「ブルーライトカットのフィルムにすると目が疲れにくくなる?」の記事もどうぞ。)
【ブルーベリーあめ】
ブルーベリー飴を作業の合間に食べると、リフレッシュにもなりますよ。
※ 目の疲れを癒す関連記事
頭の使いすぎ
体を動かしていなくても、たくさん頭を使うと疲れるものです。
でも、脳を使うことは悪いことではありません。使っていくとどんどん賢くなるので、疲れることを嫌がらずに、脳を鍛えていきたいものです。
ただし、同じく頭を使うことと言っても、疲れた状態でさらに酷使したり、嫌なことばかり考えていると調子を崩します。
例えば、
「誰かがあのように言ってきたのは、意地悪に違いない」とか、暗い内容を考えてしまう場合です。そういうことは考えないほうがマシなので、何も考えないで眠るか、別のことをしたほうがよっぽど疲れがとれます。
気にしだすと、それがクセになってしまうので、必要のないことを考えすぎて疲れてしまわないように、意識して過ごすなら、必要な事のために体力を残しておくことができます。
睡眠時無呼吸症候群の可能性
ひょっとしたら、毎晩眠っているつもりでも、呼吸が止まっていて、十分に体が休まっていないこともあります。
なかなか気がつきにくいかもしれませんが、よくいびきをかく人で、眠っている間に時々いびきが止まったりしているならば、睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。
いびきをかくと言われている人は、要注意です。
自力では直しにくいので、疑わしいときには病院で相談してみるのがおすすめです。
疲れをとる方法は?
ダメージが強いと、一回の睡眠では疲れが取れないかもしれません。
それでも、少しずつ回復していきます。
ひょっとしたら、まだ睡眠時間が足りないのかもしれません。
眠っても無駄だとあきらめて、夜中まで起きて画面を見たりしていると、ますます疲れが溜まって悪循環になるのでやめたほうがいいです。
暗くして、布団に入るのが正解です。
眠りすぎてまた疲れるとき
逆に、ずーっと寝すぎて、かえって疲れるときもあります。そういう時には、リフレッシュが必要です。
運動したり、外に出て新鮮な空気を吸うなどの方が効果的です。
睡眠が足りないのかも、眠りすぎて疲れているのか、いろいろ経験から自分でわかるようになるといいですね。
短い睡眠を続けてからまとめて眠るよりも、毎日規則正しいリズムで眠って起きるほうが、体調を整えやすいです。
※ 朝の目覚めについての記事
眠くなる方法
「眠りたいのに眠れない」「疲れているのに眠れない」のは辛いものです。
夜眠れないで起きていたら、寝不足になって昼間は眠い、という悪循環になります。
リズムを崩さないように、眠れなくても、静かに目を閉じて過ごすなどして、なるべく疲れを持ち越さないようにしたいところです。
日中にできるだけ体を動かしてかなり疲れると、夜に眠りやすくなります。
「羊の数を数えるといいよ」という人もいます。眠くなる方法をいくつか試してみたいですね!
私自身は、夜にケーキと一緒にコーヒーを飲んで、明け方まで眠れなかったことがあるので、カフェインをとる時間帯に気をつけるようになりました。
病気や悩みではなく、カフェインに弱くて眠れないこともあるので、飲み物に気をつけてみることも良いかもしれませんね。
ノンカフェインでは、ルイボスティーが飲みやすかったです。
【ルイボスティー 】
いろいろ生活習慣を振り返って見ると、見直せる点に気がつくことがあるかもしれませんね。
やはり、よく眠ったほうが疲れが取れます。
高熱が出て眠れなかったときに、眠れるようになったら、回復が早くなってびっくりしました。
(関連「高熱で筋肉痛がひどいときには、濡れタオルで冷やすと効果的」)
やってみて効果があったこと
- カフェインなしの飲み物にしてみる
- 寝る直前には食べない
- 家に帰ってからなるべく早めにお風呂に入って疲れをとる
- 規則正しくする
わりとおすすめなのが、早めにお風呂入ることです。後回しにすると、どんどん入りたくなくなるので、「ごはんより先にお風呂」といった風に、お風呂に入る順番や時間などを決めて習慣にするといいですよ。
※ お風呂で疲労回復する参考記事
全身筋肉痛のときは入浴剤入りのお風呂に入ると回復が早くなる?
まとめ
体をたくさん動かしてももちろん疲れますが、そういう疲れは、起きていたくてもいつの間にか目を閉じて眠ってしまうような疲れ方をすることが多いです。
自然に眠れると、起きたときにスッキリします。
眠る前にお風呂に入ったり着替えたりする元気は残しておきたいところです。
眼精疲労や、気疲れなどとも上手に対処していきたいですね!
※ 睡眠についての記事
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