机に向かっているのに、どうにも前に進まないような時には、気分を変えて、部屋や机の周りなどを片付けると、アイデアが浮かぶことがあります。
じっとしていたときには眠くてやる気が出なかったはずなのに、席を立って動き始めると、作業がはかどることもあります。
それまでの眠気も忘れてしまうことがあるので、不思議です。
コーヒーや栄養ドリンクを飲まなくても、眠気を取ったり、リフレッシュできて、なおかつ部屋も片付いてキレイになるなんて、一石二鳥ですね!
まずは、5分間だけ片付けしておこう、という感じで意気込み過ぎないほうが上手くいきます。
(関連:まずは5分から始めると上手くいく)
今回は、アイデアを見つけたり、仕事や勉強の効率をあげる方法について書きたいと思います。
片付けると、散らかっていることのストレスが解消する
部屋が散らかっていると、自分で思っているよりもストレスがかかっているようです。
「出しっぱなしになっているものを、いつか片付けなければ!」
と無意識のうちに頭に入ってしまうため、部屋の散らかり方が大きいほど、これから片付けることへのストレスが、いつの間にか増えていってしまうのです。
一つ一つの片づけは、ちょこっと元の引き出しにしまうだけの単純な作業でも、いくつもに作業が重なると、複雑になり時間がかかります。
(関連:マルチタスクとシングルタスクを使い分けて効率を上げる)
一つ二つのことは、覚えていられますが、部屋がごちゃごちゃしていると、「もう面倒くさい!」「無理だ!」というストレスに変わってしまうのでしょう。
無意識のうちだったとしても、散らかっているストレスが大きくなると、仕事や勉強に取り組む前に疲れてしまいますね!
すでに片付いていれば、本来の仕事に集中しやすくなります。
片付くと物を探しやすくなる
片付いていると、使いたいものがさっと取り出しやすくなります。
物を探す手間や時間が短縮され、作業に余分な時間がかからなくなります。
多少ごちゃごちゃして見える部屋でも、使いたいものがどこにあるか把握できていれば、見た目の割には仕事や勉強をしやすいこともあります。
物の置き場所を決めるのは、片付けやすいからだけでなく、使いたい時に探す手間や時間を節約できるという効果もありますね!
片付けるのに、少し余分に時間がかかるとしても、その後の作業効率が良くなることはよくあります。
また、余分なものを片付けることで、今必要なことが見えてきて、上手な判断を下しやすくなります。
視点を変えられる
「引いてダメなら押してみる」というように、片付けなどの作業を間に入れることによって、視点を変えやすくなります。
ちょっとしたブレイクタイムで、ふっとアイデアが浮かぶかもしれませんね。
散らかっていて、余分なものが視界に多いと、考えがまとまりにくいかもしれません。必要なものだけ残していくと、シンプルになり、考えるべき要点がわかりやすくなります。
仕事が終わったあとの片付けが楽になる
めいいっぱい散らかして作業をすると、そのあとの片付けに時間がかかります。仕事が終わっても、片付け作業が残ります。
片付けもしながら作業していくと、仕事が終わった時にもキレイな状態なので、すぐに解放されて、疲れが取りやすいです。
仕事が終わったあと、部屋もキレイだとさわやかに終われます。
アイデアは、ふとした瞬間に浮かぶ
例えば、じっくり考えたけど何も浮かばず、疲れたのでお風呂に入った時に良いアイデアが出てくる、ということもあります。
もちろんじっくり考える時間は必要ですが、ちょっとリフレッシュしたり、体を動かしたり、違う作業をすると、その時に考えが整理されることもあるようです。
その点、掃除や片付けは、いつでもできるリフレッシュ方法です。特別どこかに行く必要もなく、お金もかかりません。
ひとつの物を元の場所にしまうことだけで終わることもできますし、気軽に始められます。
そこで、キレイ好き過ぎる性格な人は、掃除にハマりすぎてしまうかもしれないので、やり過ぎには注意しなけれないけないかもしれませんね。
掃除は、リフレッシュとしても良いですが、本気でするとかなりのエクササイズになり、やり過ぎると疲れますので、どれくらいで区切るか、程よいところにしておくのがおすすめです。
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そうじする時間がない時には、カフェを利用することもできる
散らかっていていいアイデアが浮かばないけれど、そうじをするヒマがないとか、そうじが気になり過ぎると思う時におすすめなのは、カフェを利用することです。
お店にいる時には、自宅や自分のオフィスではないので、片付けることができません。
ほかにすることがないので、仕事に集中しやすくなります。
別のお客さんがいるかもしれませんが、店内には程よい変化があって、何も物音がしない場所よりも居心地が良く感じることもあります。
また、周りに人がいるという程よい緊張感があると、くつろぎ過ぎず、作業に集中しやすいかもしれませんね。
自宅ではないので、お店にいる限られた時間の中で仕上げるというタイムリミットがあることも集中しやすくしていると思います。
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まとめ
考えたり、考えをまとめたり形にする作業は、体を動かさない割にはエネルギーを使います。
ちょっと片付けたり掃除するのが、おすすめのリフレッシュ方法で、アイデアが浮かびやすくなると思います。
また、人によって好きな作業環境は違うと思いますが、カフェで考えるのもおすすめです。
いいアイデアが浮かぶといいですね!!
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