頭が痛くなる原因について考えてみると、目の疲れからのものがかなりありそうです。
眼精疲労が原因で、頭痛、肩こり、腰痛など、さまざまな不調につながることがあります。
スマホやパソコンなど、目を使うことが増えているので、どうやって目を休ませるかは、意識的に取り組む必要があるかもしれませんね。
今回は、目の疲れの予防と対処法について書きたいと思います。
モニター画面の大きさ
長時間の作業や視聴には、大きめの画面の方が疲れにくいです。小さな画面では、文字に焦点を合わせるために一生懸命に見てしまっていることが多いです。
大きめの画面であれば、少し離れて作業できますし、文字が大きく表示されると、見るのも楽に感じます。
小さなモバイル機器は持ち運びに便利ですが、画面を見るには、ある程度大きな画面の方が目が疲れにくいですね。
在宅ワークの場合などで、ノートパソコンをモニターに接続することで、デュアルディスプレイにして画面を広く使って作業の効率が上がったり、疲れにくくなったという人もいます。
【21.5インチPCモニター】
モニターの位置と距離
スマホを見るときには、下向きの姿勢になることが多く、この姿勢で首や肩に負担がかかります。
また、スマホやタブレットを持ち続けることでも、肩が凝ったりします。
目を使う時には、周辺の筋肉なども一緒に働いているので、目の焦点を合わせる時の疲れとともに、良くない姿勢で長時間いることの疲れと組み合わさって、疲れが大きくなってしまいます。
モニターは、疲れにくい姿勢でちょうど見やすい角度や距離にするのが理想的です。
ナイトモードを使う
モニターの明るさや、色調設定を変えることで、目の疲れを軽減することもできます。
機種によって、ナイトモード設定があり、ブルーライトを少なくできるようになっています。
ナイトモードだと、やや黄色っぽく映ることもありますし、あまり見た目が変わらずにブルーライトを抑えるタイプもあります。また、ナイトモードでの明るさや色調を手動で調節できることもあります。
目が疲れやすい場合には、モニターの表示設定を換えてみると良いと思います。
ブルーライトカットフィルムを貼る
タブレットやスマホの場合、画面にブルーライトカットフィルムを貼るという方法もあります。
特に使い初めの頃は、自分で意識していなくても、画面を凝視してしまっていて、後から目の疲れがどっとくることがあります。先にブルーライトカットフィルムやガラスを貼っておくと良いかもしれませんね。
ノートパソコンの画面にも貼れるタイプもあるかもしれません。それは機種によります。
多少、目が疲れにくくなると思います。
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作業の間に休憩を入れる
ブルーライトカットだけでなく、適度に休憩を挟んで目を休ませることは大切です。
目を閉じて休ませたり、遠くを見たり、部屋にある観葉植物のグリーンを見るなどしてリフレッシュさせましょう。
目のストレッチをすると、スッキリすることもあります。
(関連:目のストレッチの基本的な方法)
作業を中断して、休憩を入れることで、1日の終わりの疲れが軽くなります。
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部屋の換気をする
締め切った部屋にいると、二酸化炭素濃度が高くなっていることに気がつかないことがあります。
二酸化炭素濃度が高くなると、だるくなったり、頭痛などの症状が出ることがあるようです。
コロナ対策としてだけでなく、二酸化炭素濃度を下げ、新鮮な空気を取り入れるためにも、定期的に窓を開けて換気すると良いですよ。
夜にゆっくり休む
寝る直前にはなるべく画面を見ないようにして、目を休ませるのが理想的です。
意識して、目をゆっくり休ませるようにします。
よく休まると、翌朝の目覚めが良くなり、作業パフォーマンスが上がります。
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こめかみや頭や肩を指圧してみる
目や肩や頭が痛くなってきたときには、こめかみや、頭の上のほうや、後ろ首と頭の境目あたりのところを指圧してみると、痛みが和らぐことがあります。
また、自分では気がつかないうちに目のまわりやこめかみなどが凝っていたりします。こめかみを押して痛いときには、だいぶ目が疲れているかもしれませんね。
痛いところを労わるようにして、少し指圧することで、だいぶ楽になったりしますよ。
また、体が冷えていて血行が悪くなっていることがあるので、湯船につかって体を温めると頭痛が和らぐこともあります。
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めぐリズムやホットタオルで温める
目の疲れを取るのに、めぐリズムは、人気があります。
実際、友人の何人かから、これいいよ、と教えてもらいました。
リラックスできる香りが何種類かあって、ほっとできます。
ホットタオルを目に当てるような感じですが、このメグリズムだと、封を開ければすぐにつけるので、疲れているときにもすぐ使えて便利です。
【めぐりズム】
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まとめ
画面を見ることが増えると、どうしても目や頭が痛くなったり、肩こりになったりします。
湯船につかって体を温めたり、ホットタオルで目のまわりを温めて血行を良くすることで、頭痛が和らぐ場合もあります。
頭が痛くなると、やる気が出なくなったりするので、目が疲れにくい大きめのディスプレイにしたり、良い姿勢で作業できるように角度や距離を変えたり、休憩時間を意識的に入れるなどの対策をすることもできます。
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