日頃から家をきれいにしておきたいけれど、「なかなかキレイな状態が続かないなぁ」ということはよくあります。
いつもホテルやモデルルームのように片付けるのは難しいものです。
掃除するのを先に伸ばしていると、家の中は散らかっていく一方で困ってしまいますね。
家をきれいにしたい時には、「家にお客さんを招待する」のがおすすめです。
何も用事がないときには掃除する気になれなくても、お客さんが来る予定に合わせて、きれいにできてしまうことが多いからです。
来客の直前に焦ってしまうこともありますが、それでも、それがきっかけで片付いて、きれいな状態にすることができるなら、十分やってみる価値があるのではないでしょうか。
今回は、来客と掃除について書きたいと思います。
だれかが家に来るという緊張感
誰かが家に来るという緊張感は、「家をきれいにしておきたい」という気持ちにならせてくれます。
一度すっかりきれいにしても、気を抜くとだんだんと散らかってしまいますが、程よくお客さんが来ることによって、またきれいに片付けることができます。
時々誰かを招待していると、いつもきれいな家に近づいていけそうですね。
誰かのためにならできる
緊張する相手ではないとしても、不思議と、
「おうちをきれいにしてから、お客さんをお迎えしたい。」
という気持ちになります。
あまり気を使わなくていいような相手であっても、片付いている家のほうが居心地が良いものです。
だれかのためになら、片付けられることだってありますね。
自分だけだったら、散らかっていても気にしないで過ごせてしまう傾向があるなら、誰か「客人が来る」というのは、家をきれいにするための大きな力になります。
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気心の知れた友人や家族からおうちに招待してみよう
少しくらい散らかっていても、それほど気にしないでいてくれる友だちや家族だと、家に来てもらいやすいですね。
片付いていないところや、汚れている箇所など細かな点を指摘されると、がっかりしてしまうからです。
時には、お客さんに指摘されたくなくて「隅々まできれいにしておこう!」となることもあるかもしれませんが、毎回だと疲れます。
完璧に片付けるのは難しいので、最初のうちは気心の知れた人たちから招待して、だんだんとお客さんを呼ぶことに慣れていくといいのかな、と思います。
しだいに、片付けも上手になっていくでしょう。
素早く片付けるには
急に、家に来てもらうことになった時には、短時間で片付ける必要があります。
しまうべき位置に物をどんどん戻していくと、早く片付きます。
しまう場所がないと、どうやって片付けようか考えながら片付けるので、時間がかかるでしょう。
それで、家にあるものの量を少なくして、シンプルにしておくと、しまうのも楽になります。
また、緊急時に物を置ける空きスペースを確保しておくなら、いざという時にとても便利ですよ。
例えば、ごちゃごちゃとしているものを、一時的にどこかの部屋に移動させると、リビングがすっきりして、すぐに人を迎えることができるようになります。
この方法は、すべての部屋にモノがあふれていたら実行できません。
緊急時にも対応できるように、片付ける場所を確保しておくのが良い方法だと言えます。
【短時間で片付けるコツ】
・ 物を所定の位置に戻す
・ 大きくて目立つものから片付ける
・ お客様さんが通るところから片付ける
・ 物を少なくシンプルにしておく
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きれいにしていると思われたい気持ちをプラスの力に
ありのままの我が家の姿を見てくれればいい、と言って掃除しない人はあまりいないのではないでしょうか。
「きれいにしている、と思われたい!」
という気持ちは持っていても大丈夫だと思います。
招待される人の方からしても、きれいな家に招待されるほうが嬉しいものです。
ちょっとした見栄から始まったとしても、それは、相手の人に「心地よい状態で過ごしてもらいたい」という気遣いとなって、結果として喜ばれると思います。
期限が決まっているほうができる
お客さんが来ると決まったら、「客人が到着するまでに片付ける」という期限ができます。
もしも、期限が決まっていないなら、
「今日は疲れたから、また来週にしよう」
などと、どんどん先延ばしになって、全く片付いていかなくなってしまいます。
それで、来客の予定があると、良い意味で期限を決めることができるので、いいのかもしれません。
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まとめ
家が散らかってきたと感じたら、お客さんを招待してみるのが、きれいにする近道かもしれませんね。
「来客の前は、掃除が間に合わない!」
と、焦ってしまうこともしばしばですが、家に来てもらって一緒に過ごすのも楽しみですし、ちょっとしたおまけとして、家もきれいになるので、いいことがたくさんありますよ。
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